BACK DOOR

映画とイベントのざっくりした感想ばっかり

劇団岸野組2015年秋公演「伝六捕物帖 KOI/KATAKI」

本多劇場
劇団岸野組公式ホームページ
劇団岸野組2015年秋公演「伝六捕物帖 KOI/KATAKI」

はじめての岸野組さん。ゲストは草尾さん回。
本多劇場も初めてだったのですが(たぶん)、とても見やすかったです。座席も綺麗でしたし。
まだ公演中なのでたたんでおきますね。ゲスト部はネタバレあります。

続きを読む

AD-LIVE 2015 (10/17)

AD-LIVE(アドリブ) 2015 - AD-LIVE Project
出演者:岩田光央浪川大輔鈴村健一

たまたまお仕事お休みだったのでライブビューイングを鑑賞。個人的には最高のメンバーの回を見れました。

鈴村さんが進行役として毎回立ち会っている様子。出演者は自分のバッグの中に言葉が書かれた用紙をたくさん入れていて、それを話している途中で引き、それを無理やり台詞として使わなくてならないというルールがあります。このルール説明は本会場ではあるのかもしれないけどライブビューイングではなかったですね。以前別のお笑いイベントで見たから知ってたけど、これを声優さんがやるのかとびっくりしました。すっごく面白かったですよ。

昼夜見たのですが、昼の方が“奇跡”感があって面白かったかなと。岩田さんが無口なキャラに対し、浪川さんが全身白の潔癖性のお調子者という組み合わせ。はじめはなかなかスローで、画面をドキドキしながら見ていましたが、途中からするすると上手く進んでいきました。最後のシェルターのところで、浪川さんが「カレーライスすき?」の用紙をガラス窓に押し付けていたのがめちゃめちゃ面白かった…一番ツボでした…!あれがもう一度見たいのでDVD購入を検討しているくらいです。笑

バクマン。

bakuman-movie.com

キャスティングばっちりでした。吉田氏がもうちょっと似てたら良かったなあと個人的には思います。でも本当にこの人たちをよく見つけて来たなと思いました。しかし亜豆はなんかイメージと違った…

おそらく原作のマンガ・アニメを見ている人しか見ない作品かと思います。そこをどれだけ大衆向けに引き込めるかってところだったかと思うのですが、やっぱり難しかったようですね。勿論この作品は真城と亜豆の恋が重要なキーであるけれども、それと同じだけマンガというものが大事であるのですが、どちらかというと恋に寄っていたような。うーん、亜豆の写し方が何か違ったんですよね、憧れの人を見ている画ではなかったんですよ。セクシーな女性に出会ったみたいな印象? そうじゃないんですよ、亜豆はこう、その、天使なのです!そこがまずわたしの印象と違ってしっくり来なかったかな。

予備知識としてスラムダンクは読んでいると楽しいでしょう。でも宴会?のところでの話は、わたしはちょっともやもやするところでした。ちょっとバカにしてるように受け取れてしまった…。監督はきっとスラムダンクのファンなのだなあって思ったけど、そのパロディというかエッセンスというか、それはこのバクマン。には合わないなと思ってしまったのでした。

オープニングとエンディング、ウワサには聞いていたけど最高でした。ジャンプのPVとして使ったらいいと思う。エンディングのパロディコミックスが楽しかった。コマ送りで確認して騒ぎたいなあと思いました。

屍者の帝国

project-itoh.com

Project Itoh第一弾です。マングローブの件でケチついてしまった感が勿体ないなあと思います。

前評判で「グロい」と聞いていたのですが、全然そんなことはなく。綺麗な絵で見やすかったと思います(少々痛々しいシーンが多発しますけど)。音楽が池さんで、すごくタイバニ感があり荘厳な印象を受けました。原作は未読なので、その辺り相違点などは分かりません。
SFですが、その世界の理をしっかりと描写しているのに、クライマックスのところではいきなり抽象的な表現に変わったところが少々腑に落ちないというか、わからなかったというか。それでも壮大な世界感を初見でもしっかり分かるようにされているのが、わたしはとてもよかったと思います。あとはもうちょっと、世代の人に訴えられればもっと入るかなあと思います。意外と客席の年齢層高かったので。

ミュージカル『テニスの王子様』3rd season 青学VS聖ルドルフ

www.tennimu.com

恒例のテニミュです!
今回はノムタクが初めてテニミュに参戦でしたね。彼がいることで、ルドルフメンバーのエリート感だったり、強敵感というのがすごく現れていて、今までのルドルフとはまたひと味違う姿で個人的にはとても好感を持っています。なごむ。
観月さんに関しては2ndがアニメの誇張した感じをすごく表していたのに対し、3rdでは「実際現実に観月のようなひとがいたならば、こんな中学生なんだろうなあ」と想像できる感じだと思っています。これも良かったと思います。
3rdからの新しい曲が、既視感(既聴感?)があって面白いです。言い回しも似ているし、曲調も似ているのだけれど違うのです。不思議。

舞台「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」

butai-gagmanga.com

まさかの舞台化。そして千秋楽だと思っていたら公演の絶賛途中だった件。
ライブビューイングのリップシンクがずれていたのが気になった。(確認したら本会場の機材の具合が宜しくなかった様子)

よくもまあこれだけのキャラクターをひとつの話にぶち込んで煮込んだな!という褒め言葉。最高に面白かったです。磯貝さん演じる役が本当に強烈ですっごく面白かった…陰陽師懐かしい最高ありがとう
太子は飛び跳ねる角度とか歩く姿勢とかまで太子でありました。すごい似合ってる。強烈なキャラも見ているうちに慣れてくる。人間って怖いね!
セットがすごく段ボールで、それを追求しているのもまた良かったです。チープ。すごくチープ感。でもすごくマッチしていた。あれは生でしか味わえない空気があると思います。ライブビューイング会場もみんなげらげら笑っていました。楽しかったです!

ナイトクローラー

nightcrawler.gaga.ne.jp

早めの鑑賞。なかなかサイコな感じでした。面白かったですけど、あんまり勧められないかも。特に就活生(で決まっていない人)は見てはいけない。こういうことしちゃだめだよ、という戒めのためならよいかもしれない。わたしはあのラストがあまりすきではなく、それが許されてしまうところがイライラした。でも実際のところ、わからなければきっと何事もなく世界は回っていくのだろうなって思って、フィクションの世界くらい勧善懲悪でもいいかなと思いました。笑 これを見た後、ニュース番組を気にして見てしまうこと間違いなし。